タベタキロク

食べるのが大好き。世界中の食べ物を全部食べたい。グランメゾンからB級グルメ、ゲテモノまで…。

食べたもののこと書いてます

食べることが好きなので、その記録がてらブログ記事書いてます。できるだけ簡単にわかりやすく、お店の雰囲気が伝わる文章が書けたらいいなぁなんて思ってます。

食べ物であるなら分野は問わず、安いお店からグランメゾン、各国の郷土料理、ゲテモノ(シュールストレミングやホンオフェとか食べてます)などなど何でも来いです。基本的に食べたことないものは食べたいと思っている人間ですね(美味しい美味しくないは二の次で)。

本当は飲み物がもっとも得意で好きな分野ですが、別の場所に書いているので、あんまり触れてません。

レストランはやっぱり味!って思っているのに、好きなお店はやっぱり味だけのお店じゃないから不思議だ。自分に合うお店をたくさん見つけたいし、通い続けたいと思っています。

桃の木

もう何年も前から人気の中華料理店、桃の木。三田にあるちっちゃなお店ですが、ずっと街の中華屋さんみたいな感じなのかと思っていました。全然違う。キレイでかっこいい店内。ワイングラスもたくさんならんでいて、ワインと中華を楽しめるお店。といってもワインはそんなに種類ないですけどね。

お昼に行ったのでワインは飲んでいませんが、料理は美味しい。お昼でもコースが主体で、夜は良くても昼はラーメン屋?みたいな中華料理店が多い中、桃の木はお昼から良い。

ランチのコースは2500円からあって割とリーズナブル。この値段で前菜二品に小籠包、メイン、デザートまでついちゃいます。4000円のコースもあるけど、2500円で満足。

前菜でいただいた、いんげんとじゃこの揚げびたしみたいのなんて和にも通じる味わい。もう一つの苦瓜の肉味噌炒めは、まったく違って非常に濃い。ご飯と合いそう。

小籠包なんかも普通に美味しい。なにげにレベル高いわ。メインで出た牛肉の煮込みも美味しかったが、一緒に麵が出てきて、最後につけ麵風に食べれるのが楽しい。

ワインは飲みませんでしたが、調子にのって白酒の五狼液を飲む。50度ほどの強いお酒だけど、それ以上に強烈な印象を受ける。すっごいフルーティ。それでいて味わいは非常にクセがある。このフルーティーさとクセのバランスはすごい。苦味と旨味もぎっしり。

接客とかは丁寧ではあるけど素人っぽい。でも良いお店ですね。中華のお昼で考えるとなかなかないくらい美味しかったですね。



オストゥOstu

代々木八幡にあるイタリアン、オストゥ。同じ小田急沿線にあるフィオッキと同じくピエモンテ地方の料理がいただけるお店。ただフィオッキとはずいぶん感じが違いますね。

かわいらしい店内。女性受けしそう。お昼は安いパスタランチみたいのもあるけど、4500円のオストゥスペシャルが良い。オストゥスペシャルは席であわせないといけないんですけどね。お昼でも魅力的なカルトがあるのもいい。

前菜はバーニャカウダでしたが、スペシャリテのカルネクルーダに一つ変えてもらう(+500円)。カルネクルーダは生肉の意味でイタリア風のタルタルだけど、メチャ旨!オストゥのは岩手短角牛の内ももを使っていて、たたかずにカット。塩コショウ、オリーブ油、リーペリンソース、ガーリック、レモン汁、トリュフオイル、アンチョビなどで調味。チーズを乗せています。卵黄は使わない。チーズのコクとトリュフの香り、スパイシー、非常に美味しい。

プリモのアニョロッティデルプリンも抜群。オストゥのは肉を詰めたタイプで、牛、豚、ウサギの詰め物。つるっぷにっと歯ごたえが気持ち良い。詰めた肉はかなり練られた印象の脂っ気のない少しボソボソする感じなんだけど(良い旨味はある)、パスタと一緒に食べると非常に美味しい。シンプルなセージか何かを加えたバターソースとよく合う。

セコンドの仔羊スネ肉の煮込みも良かった。羊の香りが豊かだし、脂身のとろっとした部分の味、香り、食感は抜群。脂身以外の部分は多少パサツキもあるが、脂身と一緒に食べると旨い。ヴィネガーの効いた酸味のある味付け。添えてあるリンゴジャムや、ポレンタ、きのこ(ジロールやプルロットなど)も旨い。

フォカッチャは目がつまりすぎているのとイースト香が強かったな。ワインはどうなんだろう?リストみたないけど、グラスで飲んだのは普通に美味しかった。ビールもメナブレアのアンバーとかあっていいね。

素朴さの中にも洗練した味わいを感じる料理。ここも通いたい。



北品川

北品川にある夜は一見さんお断りのお店、北品川。夜は和洋なんでもありの食材にこだわった美味しい料理がこれでもかってくらい出るなんて話を聞きますが、お昼は誰でも行けてお手ごろランチが食べれます。

ただ夜は行ったことありませんが、まったくの別物なんでしょう。お昼に食べたメンチカツはあんまり…でした。

揚げない焼きとんかつなんかが有名なんですよね。行った日はなくてお勧めされたメンチカツにしました。メンチは普通に揚げるのね。ハヤシライスもメニューにありますが、このハヤシソースがメンチにはかかっています。ハヤシも食べたかったからラッキーなんて思ったけど、全部メンチカツに吸収されて、ハヤシのみの味を味わうことできず。

揚げ物に吸収されたハヤシソースは、油にまけてそのものの味が感じにくい。メンチは普通に美味しいといえるのかもしれないけど、二個もついていて、さすがにもたれるし、わざわざ他地域から訪れる味でもない。ご飯は盛るのも早すぎで状態も硬く乾燥気味。お昼は適当なのかなぁ?

お店はきれいでいいんだけど、まずいわけじゃないけど、すごく消化不良な気持ちでお店を出ました…。

ビストロガタン

三軒茶屋の人気ビストロ、ガタン。小さなお店。気軽にちょとと寄りたい感じのお店なんだけど、割と入れないみたいね。たまたま直前に電話したら入れたから行ってみる。

接客などはないに等しい。料理はビストロ定番物で種類は少なめ。料理も安ければ飲み物も安いけど、グラスは赤一種類しかないし(たぶん白も)、あんまり美味しくない。でも安いからね。泡も非常に安い。ガブガブ飲みたいね。

料理は普通に美味しい。予約してわざわざ行くような味ではなかったけど、良いお店ではある。スネ肉の赤ワイン煮なんて、もうビストロだー!って味。濃いーソース。間違いのない味だね。

でも例えば先日行ったルカンケなんかに比べると味は圧倒的に劣る。スプーンよりはずっといいけどね。三軒茶屋の中では良いお店なんだろうけど(実際良いお店だけど)、都内のレベルの高いビストロと比べるとまだまだだね。

永利

西池袋は非常にディープなエリアだ。現地の味そのままの中華料理店などが密集しているようだが、その中では本格的ながらも日本人の方を向いている永利。東北地方(満州)の料理が食べれるお店です。

大箱の店内はなんてことない感じの中華屋。でもメニューを見るとなかなか面白そう。

ジャガイモ千切り辛味冷菜なんて芋のコクがなんとも言えず箸が進む。おいしいつまみ。ラム肉串揚げはスパイスが効いて美味しい。もっとイスラム圏に近い場所ならわかる味なんだけど、東北地方でもあるのね。スパイスと一緒に大葉の味がする種が入っていていいアクセント。

漬け白菜とスペアリブと春雨土鍋は東北らしい料理か。白湯のコクと白菜の酸味が絶妙で新鮮でもある。揚げスペアリブの山椒塩かけなんかも食べるとこあんまりないけど香ばしくて旨味充分。美味い!

なにより良いのは、ビール飲んで二人で4千円だったこと。安!

チャイニーズタパス レンゲChinese Tapas Renge

シェフスとシェフを兼任する西岡さんのお店、チャイニーズタパスレンゲ。その名の通り中華をタパスのように少量からいただけるお一人様歓迎の中華料理店。シェフの西岡さんは遅い時間にならないといません(シェフスにいます)。

カウンターの小さなお店…なのはいいですが、あまりにしょぼい。内装雰囲気はちょっと…。

気軽にシェフスの味が味わえるのはいいとは思いますが、味は思ったより普通。内装の悪さがさらに足をひっぱります。気軽にといってもタパス類は安いにしても、普通に一品料理はそこそこの値段で頼みにくい。

いくつか料理食べたけど、なんか圧倒的にシェフスで食べた味の方が美味しい。何故?まぁちょっと高くなったとしても、この雰囲気で食べるくらいならシェフス行きますね。面白そうな料理も多々あるんですけどね。非常にもったいないお店。どういうシチュエーションで使えばいいのかわからなかった。

めんきやしま

ふらっと入ったお店、代々木八幡のうどん屋さん、めんきやしま。なんか面白いうどんでした。まずメニューが変わっている。

ホットという名前のうどんがありますからねー。知らずに入ったので何かわからず頼めませんでしたが、常連らしき人たちは結構、このホットを注文しているよう。甘く煮上げたお揚げと昆布がはいったうどんのようで、もともとは冷たいメニューでしたが、お客さんの希望で温かいものができ、ホットという名前になったよう。

僕が注文したのはゲソ天のせの温かいうどん。ゲソ天は別添え。かなりの量のうどん。うどんにしては値段が高めですが、量を考えると安いか。というかこんなにはいらない。

うどんを食べると結構な塩気。そして堅い。コシがあるというより単に堅い。そして汁はもろ出汁。いい味のお出汁ですがほぼ味がない。不思議なうどんだね。出汁とうどんの塩気で丁度いいという…。

もう少しうどんがかたくなかったらいいんですけどねー。なかなか楽しめましたけど…。

ルカンケREQUINQUER

白金にあるビストロ、ルカンケ。かわいい内装と骨太料理のギャップが楽しいお店。ランチでの訪問。

品数の差で4つのコースがあり、前菜、スープ、肉メイン、デザートで3千円のコースを注文。

プリフィクスで、プラス料金がかかるものも多いですね。結構定番のビストロメニュー。

ですが味は他のビストロより頭一つ抜けている。とうもろこしのスープから甘く濃厚なとうもろこしの味を堪能できるものだったし、前菜の白レバーのムースは、他のお店でみるものとはあきらかに違うレベルの高さ。それでいてボリューム満点。

メインの鶏肉のヴィネガー煮だって非常に美味しい。ですが一番良かったのは、一緒に行った友人が食べたフロマージュドテッド。想像していたものとイメージが違いましたが、メチャクチャ良い。香ばしく、香りが余韻として長く残ります。

デザートをチーズ盛りに変えれるのもいいね。ダナブルーとコンテの二種類だけで、量もちょびっとだったけど、熟成具合の丁度良いチーズでした。

ワインリストが写真のアルバムみたいで面白かった。すぐに入れ替え可能な感じでね。値段の安いお手ごろワインが揃っています。今回飲んだブルゴーニュの白(何か忘れた)は多少へたっていた。まぁこんなもんか。

サービススタッフが素人っぽかったのは残念だけど、まぁそこに期待する感じのお店でもないのかな?色々ミスは多かったね。

どの料理も強い味付けで重さもあり、たくさん食べる料理じゃないけど、一口食べたときのインパクトは強い。夜に3〜4人くらいで行って、カルトで色んな料理を少しづつ注文すると楽しそう。良いお店ですね。



わさ二回目

以前行ったお気に入り中華のわさに再訪。目的は夏限定の鮎の春巻き。要予約です。

鮎の春巻きは、店主修行先の岐阜、開化亭のスペシャリテ。鮎の骨をとって骨は揚げて、身にも火を入れる。骨を戻して皮に包んで揚げたもの。

想像以上に素晴らしい味わい。最後にかなーり多めの塩をかけるのですが、ちょっとかけすぎじゃん!って思ってしまうくらいなのに丁度良い。蓮の葉で巻いていただきます。上の部分には肝、揚げられた肝は独特の旨味、食感、苦味をともなって美味い!もちろん身も美味しい。郡上味噌をつけるとまたいいね。風味の非常に強い味噌。

でもこの春巻き、一見すると普通な料理かもしれない。食べ手を選ぶというかね。これがスペシャリテになる岐阜の開化亭はすごい。普通っぽいけど普通じゃない、手間のかかった一品。ガツンとインパクトがあるわけじゃないけど、ジワジワ美味い。後でまた食べたいって思わせる料理。

他の料理ももちろん良かった。一回目ほどの感動はありませんでしたけどね。絹皮なすの冷製という煮浸しをいただきましたが、絹皮なすというのは絹のような皮のナスとのこと。といっても皮はついてない。あれ?説明を聞いて頼んだので皮がついているかと思ってしまいました。そんな話を店主にすると、皮ではないですが、生でも食べさせてくれました。

それがまた美味い!歯ごたえもよく、香りが抜群。フルーティでリンゴのよう。甘みも結構あります。フルーツだね。

新サンマで、なすのペーストをくるんで揚げた料理も美味しかった。肝のソースとケッパーのソースがつく。肝のソース美味い。酒盗みたい。いいアテだ。付け合せの野菜炒めも良い。前回食べた青菜いために通じる味。

海老のチリソースなんかは海老はぷりっぷりっながら味は普通。これまた定番の鶏の唐揚げは、以外にも中国山椒や唐辛子、生姜、ネギなどと炒めた一品。作っているのを見ててもこれが自分達が注文した唐揚げだとは思わなかった。すごく辛くしびれる。でも癖になる。

汁なしタンタンメンは凄く甘い味付け。香りも豊か。美味しいけど、〆はやっぱりチャーハンかな?

いただいたお酒は、酸味の主張が強いAFSの新酒(でも尖った酸じゃない)や凍らせて濃度をつけた日本酒の醸献。どちらも美味しかったですね。

遠くて行きづらいお店ですが、独特の味わいがやっぱりクセになりますね。独特といっても食べにくいわけじゃないのですが、他の中華料理とはずいぶんと違う味。ここはまた行くでしょうね。

フレーゴリFREGOLI

恵比寿にある馬肉が売りのイタリアン、フレーゴリ。イタリアンといっていいのかわからないお店だけど、料理は非常に美味しい。

こじんまりとした店内は、隣の席との距離も近く、ゆったりくつろぐ感覚ではない。なんか暗いし…。でもお店に入った瞬間は、えっこんな感じって思いましたが、なんかなじむ。料理を食べてるとこれでいいんだと思わせる。

カルトのお店。壁に下げられた黒板にメニューが書かれているが、いかんせん遠い。見にくいわ。でも惹かれるメニュー多いね。

馬肉のカルパッチョとか最高!タテガミ、ハラミ、タン、バラ、ハツなど。強い塩とオリーブ油で調味。ギリギリ限界を超えない塩気が肉の旨味と拮抗。それぞれ食感も違い楽しい。

鯖のスモークマッシュポテト添えも良かった。マッシュポテト自体はそんなすごい味じゃないけど、スモーキーな鯖と合わせると美味い!

馬ハラミの炭火焼もシンプルで美味しい。大量のクレソン添え。柔らかいが適度な歯ごたえ。レアに仕上げられた火入れも丁度良い。

なんにしても素材がとてもいいですね。シンプルな調理がとてもよく合う。他にもパスタとか食べたけど、この三つが印象的。カルパッチョは必食。素材がいいだけじゃなくて、火入れや味付けが絶妙なのがいいんでしょうね。味だけならトップクラスのイタリアン(というか馬肉料理のお店)。ワインなんかにはこだわりは感じられませんでしたけど、どうなんでしょう。ただワインなんか抜きにしておいしい料理を食べてもいいと思う。非常に男っぽいお店。渋いしかっこいいわ。

アッカACCA

広尾のイタリアン、アッカ。10年くらい前は最も美味しいイタリアンといわれていたようなお店。しばらくお店を閉めていましたが、現在は改装して再開。

ずっと行きたいと思っていたのになぜか行ったことなかったお店。でも最近は名前聞かなくなっちゃいましたね。どうなんでしょ。

内装や接客には期待できないお店で、味だけで勝負みたいな話を聞いていましたけど、新しくなったアッカは、雰囲気もサービスも悪くないです。小さな空間ですが、テーブル感覚も広く、くつろげます。華のある空間ではありませんが、暖炉もあって温かみがあります。

サービススタッフもシェフも坊主頭でなんか不思議。独特の雰囲気があります。

料理はおまかせ10500円のみ。

料理が出てくるのが遅いなんていわれていたお店ですが、場合によっては待ちましたが、そこまでではない。他のお客さんと合わせて出すようにしているみたいね。

最初にいただいた泡は、なぜかシャンパーニュ。何故?って思いますが、非常に美味しい。ロベールモンキュイのもの。

ナス鰯のオーブン焼きから始まり、本ミル貝のサラダときて、パスタ、仔牛のラグー。スパゲッティーニといっていたけど、ずいぶんと柔らかく茹で上げている。ちょっと生パスタみたい。柔らかいけどアリ。シンプルなラグーだけど、旨味がジワジワ来る。

天然うなぎとマンゴーをあわせた料理が出て(パリパリの皮とフレーバーがいい)、ズワイガニのリゾット。とても優しい味のリゾット。もう少しかにの味がほしい。米もパスタ同様ずいぶんと柔らかい。

セコンドは仔羊のボリート。仔羊はサウスダウン種って言っていたかな?風味豊かな羊。ボリートじゃなくてローストとか食べたかった。スープに良い出汁が出ている。

ドルチェはとうもろこしのパンナコッタ。貧弱ね。

ワインはグラスでいただきましたが、赤、白ともに一種類のみ。ボトルで頼んだ方がいいと思いますが、グラス美味しかったです。白はマッテオコレッジアのランゲビアンコ。日本限定のワインでソーヴィニヨンブランで作ったロエーロタイプのワイン。草っぽくなりすぎないハーブの香り、すっと入って旨味、甘みのバランスがよかった。

赤のキャンティリゼルバも悪くなかったし、デザートワインとしていただいたウンブリアのモスカートも美味。

ワインよかったですけど、料理の相性となるとイマイチだったりしましたけどね。ランゲビアンコとかミル貝と合わせるとずいぶんと生臭かったし。赤ワインくらい二種類ほしかったかな。

一時代を築いた林シェフの料理は、シンプルで一見すると普通な印象。ただその中に芯があり、凄みを感じるものもいくつか。

でも最高に美味しい料理だとはいいがたい。こんなもんなのか。僕がただわからないだけなのか。昔はこれがすごいレベルだったけど、他に良いお店が出来すぎたのか。数年後にもう一度行って確認したいなぁなんて思います。

エキュレのバータイム

エキュレのバータイムに一人で訪問。訪れた金曜日は来栖さんの奥さんの松見さんもお店にいます。

レストランとしてももちろん良いエキュレですが、ワインバーとしても秀逸かもしれない。チャージも500円だし、気軽に使えて〇。

料理なんかはそれなりの値段ですが、コースで出している料理をカルトで注文できますし、メニューにないものだって、作ってくれます。

ワインはリーズナブルなグラスから、超高級な古酒まで色々と。

ガスパチョの原型というサルモレッホや、コケ岩という名前の牛ホホ肉の煮込みをいただく。この煮込みは本当にコケ岩に見える。抹茶とか使っているのね。

前にランチに行った時に、食べたいなぁと思っていたパスタ、スピノージ。これは水分を加えない卵とセモリナ粉で作る麵。おまかせで冷製パスタを作っていただきました。初めて作ったという緑のサルモレッホソースのパスタ。バジル、青じそ、アボカド、きゅうり、オクラ、トマトジュレなどを使ったソース。非常に美味しい。何よりパスタの食感がいいね。

細いフェデリーニみたいなパスタだけど(太い麵もある)、コシがしっかり。ぷりっぷりっの噛み応え。5分茹でるパスタなのに8分も湯がいているよう。それでいてこのコシ…。

料理に合わせて適当にワインを合わせてくれました。色々と面白い話も聞けましたし、楽しかったですね。

フィオッキFiocchi

ご近所のイタリアン、フィオッキ。祖師ヶ谷大蔵にあるピエモンテ料理のお店です。経堂の彩雲瑞と並んでちょくちょく利用しています。ランチばかりですが…。

ピエモンテ料理、すごく美味しいです。よくあるイタリアンとは一線を画す料理。地方の田舎料理といった感じで、何を食べてもしみじみと美味い。

ズッパに力を入れていて、数種類あり、聞いたこともない名前のものばかり。トリノより北にあるイヴレアのスープであるトフェイヤとか美味いんだよねー。

あと最初に出てくる野菜たちがいつもいい。生だったりグリルしたものだったりを盛り合わせてくれるのですが、味もいいですし、珍しい野菜もあったりする。ソーメン南瓜とも言われる錦糸瓜だったり、かつおのような風味があるという、かつお菜が出たりします。

パスタやリゾットももちろんよくて、紅茶が練りこんであるタリオリーニ 冷製モモのソースだったり、かぼちゃのフィオッキ(ニョッキだね)、スプマンテのリゾットもチーズと酸が効いて良い。

どれも凄みのある料理じゃないんですけどね。かなり好きです。あっ、セコンド食べたことないわ。スペシャリテの仔羊の藁包みローストは食べてみたいね。何日か前に予約必須だったかな?

お昼でもコースの種類が多くて(品数)、プリフィクスで選べる料理の種類もたくさんあります。それが素晴らしいですし、まだまだ食べてみたい料理がたくさんあるので、通うだろうなぁ。一番安いコースは1800円くらいだしね(おなか一杯にはならないけど、気持ちは満たされる)。

もみじ

とんねるずのみなさんのおかげでしたのコーナー、きたな美味い店で紹介されたという荻窪の飲み屋、もみじ。僕は見てないのですが、友人は400円でスッポンうどんが食べれるお店だ、なんて言うから気になっていました。ちょっとそっちの方に行く用事があった時に行ってみる。駅から遠い…。

すごく小さくて汚いお店。地元の人のためのお店だね。スッポンのほかにも売りがあって、それがフグ。フグの唐揚げが400円で食べれます。

まぁ値段が値段だけに生で食べれるものじゃないですけど、ニンニクが利いていて、かなりカリッと揚げてあるのですが、中はふわふわ。うん、美味しい。これはアリ。

問題はスッポンの方。まぁ期待する方が酷なのかもしれませんが、スーパーで売っている袋入りのうどんをレンジで温めている…。スープはちょっとだけスッポンの出汁(煮こごりみたいの)を加えただけ。グザイとしてのスッポンはほんの少量で食べるところなし。スープはまぁ美味しいですけど、うどんは硬いし、量だけはやたら多いし、食べるのにかなり苦労してしまいました。まったく食べる価値なし。もっとお金だしてちゃんとしたスッポンを食べるのがいいでしょう。

スッポンの血を日本酒で割ったものも飲んだけど、これもまぁ美味しくない日本酒という感じだった。残念ね。

レストラン テズRestaurant Teze

三軒茶屋からはちょっと遠いか、フレンチレストランのテズ。安くて気軽な良店が多い三茶界隈に置いては珍しいきちんとしたレストラン。といってもかしこまった感じではなくアットホーム。夫婦でやっているレストラン。接客担当の奥さんが、接客のプロって感じではなくスマートじゃないのですが、それが逆に楽で良いかな。多少せわしない。お菓子作りをしていた方のようですね。

ランチに利用しましたが、2800円と5000円(たしか)のコースがあり(平日はもっと安いコースあり)、2800円をチョイス。一番食べたかったのはテズの売りとも言えるアミューズのラタトゥイユ。これは美味しい。スープとラタトゥイユを選べるんだけど、絶対こっちだ。

グラスに入っていて、下がペースト状のトマト、その上に野菜たち、トップにジュレ。野菜の甘さが広がります。ちょっと変わったスタイルのラタトゥイユだけど、味はストレートに美味い。野菜の食感も生きているしね。

でもアミューズが一番で、後はまぁ普通。前菜の冷製ポトフも、メインの黒鶏のコンフィも(連れが食べた魚も)美味しいけど決め手に欠ける。コンフィはパサついた印象だったしね。

デザートのプラムのソルベは良かったですけどね。何杯か飲んだグラスワインは可もなく不可もなく。食後には麦茶が出る。フレンチで麦茶飲んだのは初めてだ。

感じの良いお店ではあるけど、わざわざまた行きたいと思えるほどの魅力は感じられず。ラタトゥイユだけテイクアウトしたいけど…。



レ クレアシヨン ドナリサワLes Creations de NARISAWA

青山一丁目にあるレ クレアシヨン ドナリサワ。なかなかの高級店なので、行く機会もなかったのですが、やっとランチに訪問。

すごくシンプルで品のある内装。今はなきロオジエなんかと比べると華やかな感じはしなく、その分、楽。あんまりグランメゾンとか高級店には行ったことないですが、このくらいが良いライン。あんまりゴージャスすぎると食事そのものを楽しめない。

ランチのコースは7350円(ディナーと同じ21000円のコースもある)。ナリサワの料理にはテーマがあって今回は、森とともに生きる。コース内容が書かれたプレートには、海からの贈り物、森からの贈り物、などと書かれていて、そこに素材(と産地)が載っています。どんなものが出てくるかわからない仕組み。

料理は素材の味をそのまま生かした感じでしたね。もっと色々挑戦的なことをしているのかと思ったのですが、今回食べた料理はストレート。アミューズがラディッシュがそのまま出てきたりね。でもそこに土に見立てた焦がし粒マスタードがかかっているのが面白い。そしてラディッシュ自体単純に美味い。

食べたいなぁと思っていた炭の入った衣で揚げたフリット。出てきたのはタマネギ。ホントに真っ黒だねぇ。衣はとても柔らかい。ふにゃふにゃ、フリットって感じじゃないね。素直に楽しめましたけど、すごく美味しいとかそういうのではない。

前菜でいただいた野菜のサラダは美味しかった。これもシンプルなヴィネグレットだったけど、野菜美味い。特に軽くソテーしただけのアスパラは良い。そのままでも美味しいだろうね。良い食感、甘みも抜群。生ハムも入っていてよく合う。

魚は小田原のマハタ。アサリのスープと組み合わせたさっぱりな一皿。ペッパーとヴィネガーが添えてあり、途中で味を変えれる。

お肉は天城の軍鶏。付け合せは野菜のチーズソースみたいの。軍鶏の歯ごたえの強さに驚く。これはいい。

パンなんかも楽しかったな。バターが鉢植えに入って出てきます。これまた土に見立てているのが砕いたオリーブ。その下にクリーム状に立てたバター。夜のコースにあるテーブルで発酵させて焼くパンも気になる。

デセールもすごいですねー。アヴァンデセールに、デセール、ワゴンサービス(好きなだけ食べれる。種類も多い)、それからミニャルディーズも付きますからね。そしてちゃんとどれも美味しい。けど個人的にはこんなにはお菓子いらないから、それならコースの中にフロマージュも入れちゃってよと思ってしまう。

料理はとくにこれはすごい!というインパクトはないのですが、全体を通して良い流れがあり、どれも運ばれた瞬間から香りが良かったのが印象的です。演出なんかも含めて楽しい。こってりしてないので、個人的に好きな感じ。なんだかんだフレンチは濃厚なので。料理の引き出しはこんなもんではないんでしょうね。もっと挑戦的なものを食べてみたい。

ワインリストは見てませんが、グラスでも楽しめます。なかなか良いのがお手ごろで出てきました。セラファンのモレサンドニプルミエクリュ99とかね。

夜も行ってみたいし、通いたいお店ではあるけど、なかなか行けないだろうなぁ。こういうお店の常連になりたいね。





彩雲瑞(さいうんすい)

経堂にある彩雲瑞。小さな中華料理屋さんだけど、最近の一番お気に入り。ランチしか行ったことありませんが、安くてメチャ美味い!

夫婦二人でやっているのかな?とても忙しくバタバタとしています。奥さんの余裕のなさは許容したい。すごくいい人なんだけど、もう一杯一杯でなんかね。

提供時間も割とかかるけど、まぁそんな些細なことは抜きに出来る味がある。

人気メニューの麻婆豆腐はかなりの辛さながら、だからこその旨味を持っている。唐辛子や山椒の辛味、酸味が一気に広がり、一口食べると汗が出る。でも美味くて止まらない。辛いの苦手だったら食べれないだろうなぁ。でも食べれない人がかわいそうなくらい、キレがあって抜群の美味しさ。さらっとしていてしつこくない。これはまた食べたい。

酢豚なんかも美味いんだよね。これまたシンプルできれいな香味。食材を酢揚げして、餡と軽く絡めた感じ。油をしっかり使っているんだけど脂っこくない。

ランチを何度か食べただけで、よさがわかる。夜も高くないし行ってみたいけど、しばらくはランチ通いかな。家から近いからさ。シェフは吉祥寺の知味竹爐山房出身のようですね。なるほど納得です。

忠弥(ちゅうや)

祐天寺のもつ焼きのお店、忠弥。飲み屋だけどオープンが早い。土曜は14時から。他の日は15時30分だったかな?人気店の忠弥はオープン前からお客さんが並んでいます。こんな時間から飲む人がたくさんいるんですねー。

小さなカウンターのお店なので、ちょっと入れるか不安に。席に座れずに一回転待つのはさすがに無理なので。入れてよかったよかった。

注文は紙に書いてします。字が小さいと怒られてしまいました…。家族経営で一人、とても元気のいい男性がいます。ホントに元気がいい。物腰は低いのに圧倒される。

独特の雰囲気、少ない人数で走り回る人たち。どういう連携なのかよくわからないけど上手くいっている様だ。ときおり先の男性が怒鳴っている場面はあったが(家族には厳しい)。

もくもくと串を焼くおじいちゃん。最後の方にお通しが来てないことに気づいて言ってみたら、もっと早く言えと怒られた…。

でもそんなことも気にならない(気にしちゃダメな)お店だ。楽しい。

人気メニューは一瞬でなくなると聞いたので、がんばって注文。なるほどすぐにメニューが書いてある札がひっくり返され売り切れが増えていく。

いただいたのは、チレ(脾臓)、はつ下、はつ大串焼き、がつ醤油漬け、ぺてん(頭)、つくねなど。普通に美味しいけど、驚きの味ではない。つくねなんてカリカリまで焼いていて面白かったですけどね。まぁ並です。

美味しいのは塩もつ煮。これは必食!くさみがないわけじゃないけど気になるほどじゃないし、モツ自体の甘みが最高。食感もいいです。塩味でここまで美味しいもつ煮が出来ることが素晴らしいね(結構臭くなりがちなので)。

塩もつ煮以外はまぁ普通だけど、他にはない空気感は味わう価値あり。お昼から飲みましょー。そうそうここでお酒飲むならオリジナルのカクテルってやつを。かなーり適当な作り方だけど、忠弥でならアリ。バーじゃないしね。半分飲んだらスタウトで割る(人が多い)面白いカクテル。焼酎にジンジャエールなんかを加えたものだね。

サンデーベイクショップSunday Bake Shop

名前の通り日曜日しかやっていないお菓子屋さん、サンデーベイクショップ。イギリスのお菓子が中心のようです。どれもかなり甘みが強くて、素朴ながら味わいは豊か。ナッツ類の使い方が上手。

食感はボソッとした感じのものが多いかな。フランス菓子の洗練された味わいとは違います。どこか家庭的。そしてでかい。

個人的にはやはり甘すぎる。人気なのはわかるし、たまにちょっとつまみたいなぁなんて思うのですが、自分で買うことはもうないかな。

面白い食感味わいのお菓子たちですが、単純に美味しいって思ったのはスコーン。温めて食べてとのことだけど、買ってすぐに食べてみる。こんな味わい深さがあるスコーンは初めて。いい味が余韻としてながく残ります。

このスコーンだけはまた買いたい!

彗富運SPOON

新宿3丁目にある安くて人気のビストロ、彗富運スプーン。小さなお店ながら、とても評判がいいので行って見る。結果は全然良さが見出せませんでしたね…。

行った時にお店の方が、お店の前でタバコ吸っているのもなんともいえませんし、内装や雰囲気、席の狭さなどから決して居心地がいいとは言えず、接客もあってないようなもの。感じもよくありません。

何かが突出して悪いとは思わないですが、料理のクオリティーも高くないし、値段は安いですが、また行きたいとはまったく思えませんでした。値段が安いと書きましたが、味からすると相応というかね。新宿なら美味しいのかなぁ?

メニュー数も少なく、これといって惹かれるものがあるわけでもなく、前菜盛り合わせにあった鴨のテリーヌなんて、ちょっと前にレザンファンギャテで田舎風テリーヌを食べたばかりなので、クオリティの差を余計感じてしまいました(もちろんそこまでの味を求めていませんが)。

ホタテなんかにしても火の通しがよくないし、車えびのグラタン アメリケーヌソースは、家庭で食べるなら美味しいのですが、わざわざお店で食べる味ではないし、火が通り過ぎて堅くなった海老は全然美味しくない。

ワインをガブガブ飲んで楽しむお店なんだろうけど、ワインを飲むにしても、料理を食べるにしても、もう少しお金を出してでも違うお店に行きたいなぁ。かなり不完全燃焼なお店でした。
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